避妊・去勢手術は予約制となっております。

まず、避妊・去勢手術をご希望の方は健康状態の確認の為一度受診していただきます。
お待ち時間が少ない方が良い方はご予約をお勧めします。

手術をしようと思っても実は体調が悪かったりすると手術ができない場合がございます。手術をご希望の方は必ず一度ご来院ください。

手術は完全予約制となっております。予約が完了しましたら、手術前には麻酔がかけられる状態かを確認するために血液検査・胸部X線検査をさせていただきます(別途料金必要)。
高齢の場合などは心エコー検査や甲状腺の検査・ドックをお勧めすることもあります(別途料金必要)。

猫ちゃんとわんちゃんの去勢手術は基本的には日帰り手術となります。
手術は当日の手術時間(お昼)に行われ、夕方6時頃お迎えとなります。

猫ちゃんは抜糸のない方法ですので手術後一週間したら傷を確認させていただき終了です。
わんちゃんは抜糸がありますので7日後にに抜糸にいらしてください。

飲食をしていると麻酔をかけた時に嘔吐してしまい大変危険ですので、手術当日はお食事とお水の制限をさせていだだきます。

詳細は術前検査の日にお話しさせていただきます。

手術当日について

手術当日の朝ごはんは与えないでください。
お水は手術当日の午前8時以降は与えないでください。

手術後は舐めないように基本的には洋服(時にエリザベスカラー)を着用していただいております。詳細は予約時にお話しさせていただきます。
手術当日は獣医がお話をさせていただきますが、状況により待ち時間があることもございますのでご了承ください。お話の結果飼い主様、獣医双方の合意により手術を致しますがどちらか一方でも合意できない場合手術は中止となることもございます。

去勢手術のメリット・デメリット

去勢手術のメリットは問題行動の改善や病気の予防ができること

去勢手術をするとマウンティングやマーキングなど雄性ホルモンが関係した問題行動が改善傾向に向かうことがあります。
また会陰ヘルニア・肛門周囲腺腫・前立腺過形成など雄性ホルモンが関与していると考えられる病気や精巣の腫瘍などに対する予防ができます。

デメリットは全身麻酔をかけなければいけないこと、術後太りやすくなることです手術をした後は食事管理をして体重が増えすぎないように気を付けましょう。

避妊手術について

猫ちゃんとわんちゃんの避妊手術は開腹手術となりますので基本的には1泊入院となります。
基本的には抜糸が必要な手術となりますので5日後に傷確認、10日後に抜糸となります。

避妊去勢手術に限り手術中の麻酔・点滴・注射にかかる費用は手術代に含まれておりますが
術後の洋服貸出や内服薬につきましては別途料金がかかります。

また、心肺機能の悪い子に麻酔をかけると亡くなるリスクがございますので
手術の際は血液検査の他に必ずX線検査と心臓のエコー検査を別料金で行わせていただきます。

避妊手術のメリット・デメリット

避妊手術のメリットは病気の予防ができること

早期に避妊手術を行うと将来乳腺腫瘍が発生する確率が下がるといわれています。
理想的には初回発情の前(生後6ヶ月位)、遅くても2回目の発情が来る前に行うと良いでしょう。

また特に避妊していないワンちゃんは子宮蓄膿症という子宮に膿が貯まる病気になる可能性があります。
この病気は早期発見すれば手術で助かりますが手遅れになると腹膜炎を起こしたりDICという状態になり死に至りますので適切な時期での避妊手術をお勧めします。

避妊手術のデメリットは麻酔をかけなければいけないこと、術後太りやすくなることなどです。
若齢の子でも心肺機能に異常があることがあり、そういった場合に麻酔をかけると死亡するリスクがございますので麻酔前の術前検査として避妊去勢時も胸のX線、心エコー検査が追加となりました。別途費用はかかりますが必ずお受けいただくようお願いします。
避妊手術の後は食事管理をし体重が増えないように気を付けましょう。

地域猫の去勢・避妊手術について

地域猫さんの去勢・避妊手術も承っております

仙台市獣医師会から助成金が出ることがあります。
空き状況により出る時と出ない時がありますので事前にご相談ください。

・基本的には地域猫さんはその後の様子が見れない場合は安全のため傷の状態がある程度落ち着くまで入院となります。
(病気伝染予防のため隔離室に入院となります)

・ご飯を食べていたりお水を飲んでいると危険なため捕獲は手術の前日までにしていただくようお願いします。

ノミやダニなどの寄生虫や伝染病の疑いがある場合は治療をさせていただく、もしくは検査をさせていただくため別途費用がかかることがございますのでご了承ください。

詳細はお電話でお問い合わせください。