内視鏡
当院ではオリンパスの内視鏡システムを使用しております。動物の大きさに合わせてスコープを2本用意しております。
内視鏡を使用するメリットは異物を外科手術によって除去する場合は消化管を切って縫合するため入院期間も長くなり負担がかかるのに対して内視鏡で取り除ける場合は基本は当日か翌日には退院でき動物の負担を減らすことができることです。
ただし、すべての異物が内視鏡で除去できるわけではなく異物の大きさと形、存在する場所によりますので難しい場合は外科手術となりますのでご了承ください。
また内視鏡での組織診断は粘膜面の評価となりますので粘膜よりも深く存在する病変につきましては開腹手術での組織診断となります。
内視鏡には全身麻酔が必要となりますので実施前には血液検査や胸のX線検査など麻酔前の検査が必要となりますのでご了承ください。